いつも お彼岸には実家に帰って 墓参りをするような人間ではない。
63歳になって、そういうことに初めて気づいた・・・。はあ、けしからんおばさんが怒っている。
父母の法事がここ数年続いていて
その都度、実家には帰るのだが、
春分の日や秋分の日近辺で墓参りをしたことは、人生の中でほとんどない。
ご先祖様には、たいへん不義理をしてきたものだ。
ここしばらく、1年以上実家に帰っていなかった。
オミクロン株の流行ということが大きな原因の一つである。
職場で実家に帰ることを禁じられているわけではないが、
シフトがひとり欠けたら大変になるという状況で、少しでも人との接触を減らしていた。
かし、昨年の秋ごろから、政府によって人との往来の規制緩和され、
実家の兄貴夫婦の娘さん一家(医療職)も何年かぶりの正月の規制を果たした。
しかし、自分は実家によりつかなかった。
政府がどうのこうのではない。
しばらく帰ってないと、帰りづらくなってしまった。
年を経るごとに、兄弟や親族に気をつかうようになった。
別段、実家に帰るのに理由などいらないが、
お彼岸のお墓参りというのが、思いついたのだ。
しばらく会ってない兄夫婦が、すこし見た目 老化が進んでいた。
そういうことが、心配である。
親の老化が心配だったが、父母が亡くなって、今度は心配が兄夫婦に移った。
エルトンジョン 『ダニエル』
兄を思いやる歌として、
ダニエルという歌を思い出しました。
高校時代何もわからずよく聞いていましたが、ベトナム帰還兵の歌だそうです。
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