テレビで「せいかがい」と連呼するので、新語だろうか?と思っていた。

 

「強制わいせつ」といわれるとわかりやすいけれど、それでない、「性加害」なんだ。

 

成人した大人と同意に基づく性でない場合を、性加害というのだろうか?
性虐待とどう違うのだろう。

 

 

えっ 東山君が社長

 

顔写真

 

最近、ジャニー喜多川氏の顔写真がTVに出るけれど、いままでサングラスに帽子をかぶった顔の写真ばかりだった。

 

ああいう顔をした人だったのか。
どのTVを観ても使いまわしされていて、そこからして、不思議だった。

 

テレビ局は写真をほとんどもってなかったのか?
亡くなっても、いまだ、顔写真を出させない忖度が働いているのか?

 

東山君が新社長になるのでは?というのは、ネットニュースのうわさで知っていた。まさかなあと思っていた。

 

いかにも誠実そうな人ではあるが、会社の運営となると別物である。それに、今は性加害問題と今後のジャニーズをどう立て直すかという重責である。

 

私は、テレ朝のドラマ「刑事7人」を毎週見ていた。また、日曜朝のモーニングショーも観ていたけれど、悪い印象は持っていない。
キャスターとしても、そつないコメントをする人である。

 

確か、朝の番組では、東山氏はジャニーズの名前を変えた方が良いみたいなことを言っていた。
別の所でデビ夫人がそのことを取り上げて、けしからんみたいに言っていた。

 

けれど、そういう東山君の意見は反映しなかったらしい。

 

ジャニーズの名前

 

事務所名を変えることで、外向けに良く見せて、内実を伴わないことより、そういうブランドイメージの下がった名前を十字架のように背負っていくみたいな道徳的なこともあるのかなと一瞬思った。

 

だけど、たぶん、ジャニー氏の功績を讃える人たちから多大な支援を受けていて、名前は変えれないんだと思う。

 

いわゆるジャニーズのタレントのファンは、事務所名が変わっただけで、逃げはしないんだと思うけれど、事務所を運営する人たちやその周りの支援者はまた違うのだと思う。

 

そう考えると、「今の」マスコミを納得させるような改革はできそうにない。

 

取締役会が開かれていない。

 

藤島ジュリー氏の発言で一番びっくりしたのは、取締役会が開かれてなくて、ジャニー喜多川氏のワンマンだった所。
あんなにデカいショービジネスの会社なのに、近代的な会社の形さえなしていない。

 

そういうのを立て直すのは無茶苦茶たいへんだ。
立て直すには、外的なものと内的なもの(内在的な意思)が必要だけれど、内的なものだけだと、不可能。

 

外部から、立て直してやってやろうという人材は居なかったのかもしれないが、いばらの道のように思う。

 

単なるうわさではない。 ジャニーズVS文春

 

5月ごろだったか。スナックのママさんと、ジャニーズの性加害のことを話していると、
「あれって、ネットのうわさでしょう。」と言っていた。

 

しかし、過去に裁判になっている。性加害は認定されていることを知らない人は多い。
裁判に敗訴になっているにもかかわらず、いまだにやり続けていたというのが驚きだった。

 

会見でも、うすうす知っていたとか、うわさだったとかの話がでていた。

 

そういう性癖は、公然と行なわれず、隠然と行なわれるものだから、同じ事務所でも知らない人は多いかもしれない。

 

しかし、そのおおやけの裁判のことを事務所の人が知らないはずはない。

 

ヤフーのニュース記事の抜粋である。(なぜ東京高裁は「ジャニーズ性加害」を「事実」と認定できたのか 1999年文春報道の裁判

 

ジャニーズ事務所側は上告するが、最高裁は2004年、棄却。高裁判決が確定した。

 

●判決後、社会はどう受け止めたのか?

 

ジャニー氏の性加害をめぐっては1960年代から雑誌で報じられており、1980年代には元所属タレントの北公次氏らが自身の被害を著書の中で明らかにしたことで、雑誌のインタビュー記事などで広がっていった。その後に続いた『週刊文春』の報道、そして裁判所の認定により、社会は動いたと言えるのだろうか。

 

過去の新聞記事を「G-Searchデータベースサービス」で検索すると、一審判決は産経新聞、毎日新聞、朝日新聞が報じているが、性加害を認定した高裁判決、上告棄却について書いたのは朝日新聞のみだった。 

 

新聞でも、朝日新聞しか載っていないそうである。
【裁判では負けていたが、社会的には容認されていた】と言っても過言ではない。

 

 

マスコミが人権の説教をたれる

 

ジャニーズの会見は、誠実な感じを受けた。
しかし、それが果たして今後の良い方法につながるのだろうか?

 

東山氏がジャニー氏の性加害を受けたかどうか の質問があった。
あるのか、ないのかはっきりしないみたいな批判記事をよく見る。

 

だから、タレントさんが社長になれば、そこが突っ込まれるので良くはない。

 

多数の被害者がいるので、現在も活躍しているタレントにも被害者がいると想像するのは当然だ。
だけど、だれも言わないのだろう。言ったところで誰も徳をしない。

 

ネットの世界で「被害者たたき」の記事をよく見る。
いじめを告発したら、そのことで逆にいじめが激しくなったみたいな話と似てる。

 

それを言ったどころで、ゲスの勘ぐりで、面白半分の記事を書くだけである。

 

今度は、いま活躍するタレントの性加害を受けたものの洗い出そうとする週刊誌もでるだろう。

 

それは正義感でもなんでもなく、記事が売れれば良い、自分さえ良ければいいということだ。

 

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