2週間ぐらい前から、プリンターが壊れている。
このプリンター、2020年の12月に年賀状印刷したくて、あわてて買ったものだ。
黒い字を印刷するときだけ、きれいに刷れない。
どんなプリンターの故障
例えばAという字を全面的に印刷したいけれど、刷れてない部分が横に何か所も白くなっている。
今回初めて分ったのだが、キャノンのインクジェットプリンターの場合、2種類のブラックがあり、黒い大きい方のインクタンクは、字用のブラックで「顔料」、もう一つのは写真などの印刷に使う「染料」のブラックがあるそうな。
黒い字の印刷の時だけ、つまっているので、インクの顔料のブラックが詰まっていることは明らか。
プリントヘッドをクリーニングする
マニュアルを読めば、これをすることになっている。何べんもやるが、インクが激しく減っていくだけ。
クリーニングカートリッジを注文し試す。
クリーニングカートリッジ(インクの代わりに洗浄液が入っている)商品があることを知り、Amazonで注文して試す。これもなんべんやっても直らない。
プリンターヘッドを外して水洗いをする
YOUTUBEで、プリンターヘッドを外して水洗いするやり方を発見した。もう1年以上過ぎているので、万一失敗してもいいやと思って、それをやってみる。いろいろな動画がたくさん上がっている。
皆さん、ネタ探しに必死なんだなあ。メーカーさんは絶対おすすめしないと思う。
取り外したものを元にはめるのが意外に難しい。素人が手出しては本当はダメだろう。
水で洗ったけれど、まったく変わらず。
プリンターヘッドを分解してマジックリンで洗う
ヘッド部分 金属の長い所が黒の顔料が噴射される穴
インターネットで検索をかけたら、顔料はマジックリンじゃないとダメというサイトを見つける。
次はプリンターヘッドのネジをはずして、マジックリンをスポイトで穴に入れてみる。
ゆすぎの段階で思わぬ自体が・・・。
インクとヘッドをつないでいるパッキンのようなものが、外れてしまった。あれれ~。
あとから、なんとかつけたものの、他の色まで、もう出なくなった。えらいこっちゃ。
うーん 完全に壊してしまったようである。
こりゃあ電気屋に持ち込むしかないなあ。
もしかして、3年保障じゃ・・・。
電気屋へ持ち込む段階になって、100満ボルトの安心カードの存在を思い出した。
3年保障もあったのか。ええと、当時の買った値段は、レシートを探すと3万2千円。
新型コロナが流行って、電子部品が入らないとかで、値段の高いものしか、当時は置いてなかったのだ。
3年保障だったのだ!(3万円以上は3年保障 商品の種類によるが)
偉いことしてしまった・・・。
自分で修理しようとして壊れた商品は対象外と規約に書いてある。
ダメ元で電気屋に持ち込む
いきさつを話す。メーカーが分解したら、素人の手が加えられているのはわかるので、ウソは通用しない。
自分も電子機器の修理業者だったので、それはわかる。
修理代はお客さん持ちだと店の人に言われる。
ヘッド交換でいくらぐらいになります?とたずねると、「部品代入れずに最低料金で11,000円ぐらいです。」の回答。
うーん、だったら、新しい1万円以下の安いもの買った方がいいなあと思い、修理せず持ち帰る。
徒労の2週間だった。
なんで取り返しがつかない状態で、3年保障を思い出すかな。
自分のしくじりでした。