洗たくマグちゃん 効果なし? 使ってみた結果

洗剤いらずで、1度買えば約1年使える商品「洗たくマグちゃん」を使って1年経ちました。

 

その「洗たくマグちゃん」の使い方や利点をまとめてみました。

 

そして1年間使ってどうだったのか、報告します。

 

 

 

「洗たくマグちゃん」とは?

 

 知らない人もいるので、説明します。

 

「洗たくマグちゃん」は、メッシュの袋に純度99.95%のマグネシウムの粒が約50g入ったものです。

 

「マグ」とはマグネシウムが入っているからです。

 

これでどう洗濯ができるかというと、

 

①水道水にマグネシウムを入れると、マグネシウムが水と反応しアルカリイオン水が生成される。

 

②アルカリイオン水が洗濯物についている油脂を分解し、洗剤のように界面活性効果を発揮します。

 

 

界面活性効果とは

 

界面とは、物質と物質の境目のことです。例えば水と油は反発して、なじみにくいものです。

 

洗剤は、水とも油ともなじみやすい物質で、油分を吸着して、油分をはぎとり、水の中に交じわらせます。

 

つまり、界面に界面活性剤が吸着すると、界面の性質が変化し、水の表面張力が低下するのです。

 

これを界面活性化といいます。


 

どのように使うの?

 

洗剤の代わりに、「洗たくマグちゃん」2個を洗濯物といっしょに入れ、洗濯機を回す。

 

それでだけです。

 

 

その後、「洗たくマグちゃん」も洗濯物といっしょに干します。

 

これで、乾いたらまた同じように使います。

 

「洗たくマグちゃん」は、300回使用できます。

 

洗濯回数が2日に1回だと、1年間に182回だから、1年半は使えますね。

 

「洗たくマグちゃん」の個数と、洗濯物の量の目安

 

洗たくマグちゃん1個 洗剤と併用で洗剤の量を半分。
洗たくマグちゃん2個 洗濯物約5キログラム以下。
洗たくマグちゃん3個 洗濯物約7キログラム以下。
洗たくマグちゃん4個 洗濯物約9キログラム以下。

 

 

使用上の注意すべきこと

 

 

水と反応してアルカリイオン水をつくることが肝心なので、「スピード洗い」など短縮洗いをするとアルカリイオン水の生成が不十分で洗浄力が落ちます。

 

 

洗浄力は?

 

試しに雑巾に、スプーン1杯のごま油と醤油をかけて、合成洗剤と比較しました。

 

 

合成洗剤の場合          きれいになりました。

 

洗たくマグちゃんを使った場合   うっすら油の跡が見えます。

 

洗浄力を比べた結果、合成洗剤の洗浄力にはかないません。

 

しかし実験しながら、ふと気づきました。

 

洗浄力の高さで、「洗たくマグちゃん」を選んだわけではありません。

 

しつこい汚れの場合は、食器用石鹸とかで、そこだけ手洗いすればいいだけです。

 

別の利点で、「洗たくマグちゃん」を選んだのです。

 

洗たくマグちゃんの利点

 

私が洗たくマグちゃんを選んだ利点です。

 

1.体や環境にやさしい

 

  洗剤を使ってないので、体にも排水にも全く無害です。

 

2.財布にやさしい

 

  300回は使えるので洗剤を買わなくて済みます。

 

3.消臭力

 

  におい成分の分解力が洗剤より高いです。

 

4.除菌効果

 

  洗濯槽や洗濯ホースの汚れが軽減します。

 

一年間使ってどうだったか。

 

洗浄力ですが、しつこい汚れでなければ、落ちないというようにはほとんど感じませんでした。

 

部屋干しも多かったですが、ニオイを感じたことはなかったです。

 

いままでは、洗濯機やホースの除菌剤を購入して除菌しましたが、昨年はその必要もなく、洗濯機が置いてある部屋が匂うことはありませんでした。

 

 

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