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横断歩道で停車してたら、追突される。【もらい事故 体験談】

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先日、パートのヘルパーの仕事で、代わりに買い物に出かけました。出発して10分もしないうちに、交差点で自分が自動車を停止させている時に後ろから来た車に追突されました。

その時は、後の車に自動車の修理代を出してもらえばいいぐらいのことしか思っていませんでした。

どのように事故が起こったか

利用者宅を10分ぐらい出た所に、大きな交差点に出ます。そこには、信号のある横断歩道があります。そこを右折しようとしましたら、小学生の女の子が、横断歩道の前に居ました。 

薄暗くて、最初は女の子が見えませんでした。
ちょっと曲がった時点で、気づき、すぐ車を停めました。

女の子が走って、横断歩道を渡って、ホッとしたつかのま。車を出そうと思った矢先、ガーンと後続の車がぶつかってきました。

ぶつけられた! 

その時は、車自体は普通に動いたので、ちょっと動いて、道路の隅に車を停めました。
私にぶつけたのは、若い女性でした。 

自分はまっさきに勤め先のヘルパー事業所に電話してすぐ戻れないことを伝えました。
そうしておけば、代りのヘルパーが利用者さんに派遣されるからです。

私が事業所に電話している間に、ぶつけた人に警察へ電話をしてもらいました。 

私の車を見たら、後のボデイが、くの字に大きく凹んでいました。
わあーこりゃあ、かなりへこんでいるなあ。 

しかし、ぶつけた方の後の車は全く凹んでいません。硬いバンパーをぶつけただけなのかもしれない。

 警察はすぐやってきました。私は、 相手先には何を聞いたらいいのか、何十年、事故を起こしていないので忘れていました。

相手が自分に聞いてきたので、住所、氏名、連絡先、電話番号、自動車の任意保険の会社を聞きました。 

現場検証は1時間ぐらいだったのでしょうか。 

自分の車で帰ってはいけません。

現場検証が終わって、財布とか買い物袋を利用者宅に返しにいかないとなりません。

ぶつけた方の車の人は、ぶつけた車に乗って帰っていきました。 

私は警察にたずねました。 

私 「車に乗って帰ってもいいですか?」

警察「ダメです。事故車で運転されると、また、そのことで次の事故が起きる可能性があります。」

私「車体が凹んでいるだけで、普通に走りますよ。」

警察「ダメです。」

私「この車に乗って帰ったら、私逮捕されますか?」

警察「・・・・・・・(返答なし)、とにかくお勧めしません。」 

警察にたずねなければ良かったのかも。でも、乗って帰ったら止められるでしょう。ぶつけた方の車は自分で運転して帰って良くって、ぶつけられた私はなぜ、帰れないのでしょう。 

しゃあないんで、レッカー車呼ぶしかありません。
どこへ電話したらいいんだろう。車のメーカーさんのサービスに確かレッカーサービスが付いていたな。

電話したら、自分の任意保険の会社に取り次ぐので、任意保険のレッカーサービスを使うことになるそうです。

電話したら、30分ぐらいかかるといいます。レッカー車が来たら、その場にいないといけないらしく、今頼むのは止めました。 

自分は運が悪いとか、ついてないとか考えない。

 歩いて利用者宅に行き、財布や買い物袋を返し、また現場に着きました。 1キロ弱あります。20時30分ごろです。

30分で着くというのは、レッカーの会社に電話連絡がつながってから、30分ぐらい来るということで、結局来たのは、23時頃です。

ふあー3時間近くかかりました。 

そこから、家までとぼとぼと歩いて帰りました。
運がわるいとか、ついてないとか、あまり考えないようにしました。

ただでさえ、気持ちが沈み込む状態です。自分で追い打ちをかけてもしょうがない。 

家に着いてから、首をアイスノンで冷やし続けました。首のつけねの両側が、ひりひり痛かったのです。明日は朝いちばんに整形外科に行かないといけません。 

警察も加害者も、誰ひとり病院に行ってくださいとは言いませんでした。

ヘルパーの事業所のみ、今後働けるか、労災のこともあるし、病院へ行ってくださいと言われました。 

でも、本当は絶対に行かなければならないのです。警察がそのことを言わないのはおかしいです。

人身事故の証明にもなりませんし、病院に行かないと、慰謝料も一銭ももらえない制度になっています。

また、あとからわかったことですが、

①自動車の修理代は、法的には加害者が全部出さなくても良いこと

②こちらに事故の責任が全くない場合、相手の損害保険会社と交渉するのは本人か弁護士以外できないこと(査定員に交渉を頼めない)

を知りました。交通事故で、時間は取られるし、むち打ち症で整形外科に通わないといけないことは当然ながら、損害保険会社との交渉で、後でたいへんな目に遭うことは予想できませんでした。

 

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